主な内容
・巻頭言「欧州機械安全技術の建設安全分野への展開 」 （独）労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所 所長 梅崎 重夫 氏
・台風などの荒天時等における安全確保について
・認定基準の一部改正について
・台風等による強風時における足場の安全確保に関するアンケート概要
・第56回全国建設業労働災害防止大会開催される
・足場からの飛来・落下事故を防ぐ
・エンジョイライフ「充実の趣味」 ㈱ピカ コーポレイション 川口 達也 氏
・一般社団法人 仮設工業会 大阪試験所展示室一般公開
《今月の表紙～五稜郭タワー［北海道］》
江戸幕府が北方警備の函館奉行庁舎として建造した五稜郭築城100年を記念して、1964（昭和39）年、同所最大の特徴である星形の城郭を俯瞰するための展望台として初代タワーが誕生した。函館空港が近く、当時の航空法の高さ制限により全高60ｍ、展望台の高さは45ｍであった。五陵星形をモチーフとしたフォルムの現在のタワーは２代目。老朽化した初代タワーに替わって2006（平成18）年に建てられた。改正された航空制限を最大限に利用することで、全高107m、展望２階の高さは、旧タワー２倍の90ｍとなり、星形の五稜郭の全貌を望めるようになった。五稜郭の歴史を学ぶ展示スペースでもある同階には、竣工当時の五稜郭の姿を正確に再現した1/250復元模型があり、眼下に広がる今日の姿とを見比べて楽しむことができる。