建設工事用仮設構造物の機材の認定・使用基準等の設定及びそれらの周知、試験、技術的指導等に関する一般社団法人です。

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足場の温故知新

 当仮設工業会が制作した足場をテーマにしたタッチパネルコンテンツです。
 このコンテンツは、足場により関心を持っていただくため、これまでの研究成果、歴史的資料等の中から「足場」をキーワードにして浮世絵、史実、研究報告等の資料を収集し、タッチパネルパソコンにより閲覧するデジタルコ ンテンツとして約100枚の画像、動画及びPDFとしてまとめたものです。
 これを収納したタッチパネルパソコンは当会の東京及び大阪試験所に展示しており、自由にご覧いただけます。
画面はスマートフォンと同様に指先で拡大、移動等の操作するもので、多くの資料から足場の歴史的史実等をご覧いただけます。
本コンテンツは展示、研修等にご使用希望の方に貸し出しをいたします。ご希望の方はメールmail_icon.jpg<strong></strong>にてお問い合わせください。
また本コンテンツ内の歴史年表にさらに新たな事実等を加えた「足場の年表」も合わせてごらんください。
[Taking a lesson from the past about scaffolding]

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thumb-317xauto-910.jpg 「浮世絵の中の足場」には12枚の浮世絵と絵巻を収録しています。このうち「真柴久吉公播州姫路城郭築之図」と「重要文化財:松崎天神縁起絵巻」の2枚 は元絵をデジタル処理して描写されている人物に動きを付けました。特に防府天満宮の造営由来が描かれた「松崎天神縁起絵巻」は、絵画をデジタル分解し、基礎から工事している様子をアニメーションで再現したものです。
 「真柴久吉公播州姫路城郭築之図」は江戸時代の工事画像ですが、さらに明治、昭和、平成各時代の大修理中の写真40枚余りを収録し、比較対象ができます。
 以下は画面キャプチャによるハイライト映像です

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 足場は古く奈良時代から昭和に至るまで丸太足場が建築に使われてきました。昭和に入り、少しづつ足場用の鋼製金具が開発されましたが、丸太足場に部分的に使用されるにとどまりました。戦後、木材価格高騰などで鋼製化の機運が高まる中、昭和27年から28年にかけて、建わくの輸入、緊結金具の製造が始まり、足場は一気に鋼製化の道をたどり始めます。古代の遺構資料から黎明期の足場写真により、その歴史を見ることができます。
 以下は画面キャプチャによるハイライト映像です

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 足場の研究は丸太足場の時代から始まっており、使用基準等にそれを見ることができます。
その後、足場の鋼製化が進むと、多くの機関等でさらに実験と解析が行われ、現在の使用基準に至る基礎的な資料となりました。ここでは多くの資料の中から、現在に通ずるものを紹介し、使用基準の根拠となった研究を知ることができます。

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【本コンテンツ内の画像等の複製及び無断使用を禁止します。】

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