主な内容
・巻頭言「新たな視点からの労働災害防止対策 」 建設業労働災害防止協会 専務理事 田中 正晴 氏
・2019年1月~9月仮設機材生産数量
・緑十字展2019in京都 開催される
・2019年度 認定・単品承認・システム承認の工場審査等に関するアンケート調査結果
・「はしご」からの墜落・転落災害を防ぐ
・エンジョイライフ「麺に魅せられて」 ㈱樫野 東京支店 市川 信 氏
・2020年米国仮設機材事情視察研修旅行のご案内
《今月の表紙~瀬戸デジタルタワー[愛知県]》
中京圏の地上デジタルテレビ放送を専門に送信する集約電波塔である。2003(平成15)年の地デジ放送開始に伴い、新たに必要となったデジタル送信用の送信アンテナを設置するための施設として建設された。この年の11月に竣工、翌12月から放送を始めた。地上からの高さは245m。周辺への威圧感を感じさせないことと、短期間に塔体を組み上げるための配慮から凸2次曲線を外線形とするデザインが採用された。展望室を持たないため、建築基準法上は工作物であるが、極めて重要度が高い施設であることと、過去にない形状であることなどから、超高層建築物と同レベルの耐震・耐風安全性を確保するよう設されているのも特徴。隣接の瀬戸市デジタルリサーチパークセンターは、タワー上部に設置されたカメラの映像で周辺の景色を楽しむコーナーを設けている。