主な内容
・巻頭言「会長就任のご挨拶」 (一社)仮設工業会 会長 豊澤 康男 氏
・欧州仮設機材事情視察2019Vol2
・建設業における仮設機材に起因する死傷災害発生状況(29)
・「見える」安全活動コンクールによる優良事例⑳
・Q&A
・エンジョイライフ「我が家の愛犬たち」 ㈲山栄建設工業 山根 潤 氏
《今月の表紙~京都タワー[京都府]》
京都の玄関口である京都駅の烏丸中央口の目の前に、東京オリンピックが開かれた1964年に開業した。台座となる地下3階、地上9階の京都タワービルを含めた地上からの高さは131mで、京都市街の建造物では一番高い。曲面や曲線を用いたデザインのモダニズム建築を実践した建築家山田守が、海のない歴史の町「京都」を照らす灯台をイメージして設計。構造設計は京都大学工学部建築学教室が行った。骨組みはなく、筒状の塔体で力を受けとめ全体を支えるモノコック構造を採用。鉄骨を使わず、厚さ12~22㎜の特殊鋼板シリンダーをつなぎ合わせて円筒型の塔身とした。この種の大規模塔状構築物に対しては日本で初の試みだった。開業50周年前年の2013年にリニューアル工事を実施。開業以降これまでの来塔者はのべ3000万人を超える。