主な内容
・巻頭言「"墜落・転落"は特定警戒災害だ! 」
加藤労務安全事務所 所長 加藤正勝 氏
・BIM/CIM 入門(第1回)
・脳疾患・心臓疾患による過労死を防ぐ
(独)労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所 過労死等防止調査研究センター
研究員 岩浅 巧 氏
・エンジョイライフ「改めて日本の良さを知る」
建設業労働災害防止協会 北海道支部駐在
安全管理士 小林昭夫 氏
《今月の表紙~国立代々木競技場[東京都]》
1964(昭和39)年の東京オリンピックで、水泳とバスケットボール競技会場として使うため建設されたスポーツ施設で、第一体育館と第二体育館、インドアプールなどからなる。建築家丹下健三の設計。建設当時、20世紀の名建築と称され、今なおオリンピックレガシーとして世界的に高い評価を受けている。第一、第二体育館とも「吊り屋根方式」を用いて建設され、第一体育館は2本、第二体育館は1本の主柱から屋根が吊り下げられ、いずれも内部に柱を持たない。ダイナミックな屋内空間と日本的な造形が大きな特徴だ。制震目的に油圧ダンパーを採用した日本で初めての建物でもある。2018年1月から翌年9月まで耐震補強やバリアフリー化などの改修工事を実施。東京2020でもハンドボールなどの競技会場として使われる。