主な内容
・巻頭言
「仮設構造物等は「施工の安全」を支える 」
山崎労働安全コンサルタントオフィス
山崎弘志 氏
・BIM/CIM 入門(第4回)
㈱タカミヤ 営業本部技術部
技術部長 竹村邦彦 氏
・安全性が確認されている「朝顔」(承認品)
の使用を推奨します!
・仮設機材を知る!
壁つなぎ用金具編
・エンジョイライフ「我愛台湾♪大好き台湾♪」
津軽工業㈱ 菅澤利英 氏
《今月の表紙~ワシントンDCで見かけたくさび緊結式足場》
<(独)労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所 大幢勝利 氏 執筆>
アメリカでは、2018年の年始において大寒波に襲われ、首都ワシントンDCでも日中の最低気温が-10度を下回る日もあった。そのような非常に寒い気候の中、建設工事の安全衛生を考える好事例として、PreventionthroughDesign(PtD)の実態調査を、ワシントンDCとニューヨークにおいて行った。PtDとは、施設や設備の建設、製造、使用、保守、廃棄に関連した危険とリスクを最小限にすることを目的とし、設計の段階から労働災害の防止を考慮するという概念である。この効果かどうかは不明であるが、足場については適切に設置されている現場が多く見られ、従来から主流であったわく組足場のみならず、手すりわくによる2段手すりと幅木が適切に設置された、くさび緊結式足場も多くみられた。