主な内容
・巻頭言
「定性から定量への進化」
(公社)ボイラ・クレーン安全協会
会長 前田 豊 氏
・仮設工事における「新ヒヤリハット報告」の
活用事例
さらしな人事労務オフィス 特定社会保険労
務士・精神保健福祉士 田村 和佳子 氏
・何のための危険予知
・第2回グローバルな視点から見る労働安全
・Two steps forward, One step back
「Lumingon sa Pinang galingan
─ 夢の第一歩 ─(後編)」
ペリー・ジャパン㈱ 池嶋 明信 氏
・ヨクナル現場カイゼン
・第59回全国建設業労働災害防止大会
開催される
《今月の表紙~寒冷地ならではの天候保護養生》
<日本セイフティー株式会社 伊志嶺 直樹 氏 執筆>
写真は2019年7月、フィンランドのヘルシンキで撮影した改修工事の現場です。この他にも、同じように側面を採光シートで養生し、上部を仮設の屋根で覆っている現場を多く見か けました。年間の平均気温が5度、最も高い7月の平均気温でも18度といった環境から、このような養生が不可欠なのでしょうね。海外で建設現場を見かけると、有名な観光名所よりつい興味が沸いてしまいます。恐らく同じ業界の皆さんもこんな職業病をお持ちの方が多いのではないでしょうか?特に興味をもった現場では、仮設のメーカー名やレンタル業者名、施工会社名も写真に撮り、帰国後にそこのサイトを調べるのも楽しみのひとつになっています。この写真に写っているシート(外周と屋根部)は「ウェザープロテクター(シールド)」というそうです。