主な内容
・巻頭言
「私たちらしく挑む:人手不足解消に向けた
仮設機材センターへのロボティクス導入」
大裕㈱ 代表取締役 飯田 浩二 氏
・2025年度仮設機材安全推進月間の実施につい
て
・Two steps forward, One step back
「飲水思源(第3編)」
㈱アルマックス 林 墨 氏
・欧州仮設機材事情視察2025年vol.1
《技術と調和と》
表紙の写真は2025年4月、ドイツの都市ミュンヘンにあるマクシミリアン通りで撮影したものです。この通りは、バイエルン王国の国王マクシミリアン2世により計画されたことから、その名が冠されています。写真の防護構台は、くさび緊結式構造の部材をメインフレームとし、その上にアルミ製の大引き材、さらには作業床を敷く構成となっています。また、この大引き材には複数の穴加工が施されており、ジョイント材を用いることでシステマチックに連結することができるのが特徴です。なお、防護構台の上には建築物の2階部分があるように見えますが、これは足場に張られたマッピングシートで、実際はシートの向こう側に足場が組まれています。ドイツでは朝顔(防護棚)ではなく、防護構台を採用する現場が多く見受けられました。