建設工事用仮設構造物の機材の認定・使用基準等の設定及びそれらの周知、試験、技術的指導等に関する一般社団法人です。

03-3455-0448

FAX 03-3455-0527

(受付時間 9:00~17:00 土日祝日除く)

2026年6月号

2026年6月号

主な内容

・巻頭言
 「全国安全週間の実施に向けて」
 厚生労働省 労働基準局 安全衛生部
 安全課長 土井 智史 氏
・Two steps forward, One step back
 「滴水穿石」(第4編)
 タイガー産業㈱ 毛 屹峰 氏
・品質管理責任者更新講習会の受講方法
・2026年1月~3月仮設機材生産数量


《Pride of the Scaffold》
<東阪工業㈱㈱ 執筆>
表紙の写真は2023年5月、サンタ・エウラリア(バルセロナ)大聖堂の尖塔部を撮影したものです。この教会は986年に一度破壊された後、1058 年に再興されました。その後、1298 年より始まった工事により、150年の歳月を経て、現在の姿へと変貌を遂げています。大聖堂内部は祭壇を取り囲むようにステンドグラスが配置されており、幻想的な光が降り注いでいるのが特徴です。当日は、屋根上の仮設通路を通り、大聖堂の尖塔部を間近で見ることができました。日本の足場で使用される階段は、一般に単品構造ですが、この現場で見られる階段はユニット構造になっており、踏板を1枚1枚、床付き布わくのつかみ金具のように設置する構造でした。また、屋根上の仮設通路からはバルセロナ市街を一望することができ、その様はまさに絶景でした。足場は複雑な躯体の形状に合わせ、くさび緊結式足場で組まれていました。足場には手すり及び中桟に加え、落下物防護のための幅木及びシートが張られており、作業者のみならず、観光客に対する安全の配慮が窺えました。また、大聖堂内部にも足場が組まれており、妻側には墜落防止のためのエンドストッパーが設置されていました。さらには内壁工事による飛散防止の用途なのか、上層部にはシートが張られていました。観光の際、有名建築物に足場が架けられていると残念に思われる方が大半だと思いますが、私にとっては世界中で活躍する同士の姿が感じられ、誇らしい気持ちになります。足場の写真ばかり撮影する私に対し、カミさんからは「いいかげんにして。」と叱られることもありますが、これからも建築物plus足場をエンジョイしたいと思います。

仮設安全マンスリートップへ戻る

PAGE TOP