ニュース 2015.11.30
最近、認定品ではないパイプサポートが市場に出回っており、本会において当該製品を入手し、試験を行った結果、強度等が厚生労働省規格に適合しない製品であることが判明しました。このパイプサポートは海外で製造され日本に入っていると思われます。
労働安全衛生法第42条には
「政令で定めるものは、厚生労働大臣が定める規格又は安全装置を具備しなければ、譲渡し、貸与し、又は設置してはならない」とあります。
これは規格に適合しないパイプサポートをメーカー又は商社が販売したり、リース会社が建設会社等に貸し与えたり、建設会社が使用できないという意味です。
仮にこれらのことが守られない場合は、労働安全衛生法第119条により「6ケ月以下の懲役又は50万円以下の罰金」に処せられる可能性もあります。
したがって、リース会社、架け払し会社においては、こうした製品を絶対に購入しないようにしてください。 また、建設会社等ユーザーにおかれましても、使用する製品が認定品であることを認定合格証で確認するとともに、現場パトロールの際は、認定品が使用されていることを刻印等により確認していただきますようお願いいたします。
認定外のパイプサポート.pdf