ニュース 2017.11.27
さる11月7日厚生労働省労働基準局長名で当会会長宛てに「墜落・転落災害防止対策強化キャンペーン」の実施要請がありました。
厚生労働省によれば本年9月末の建設業における労働災害による死亡者数が212人で前年同期比10.4％増となっており、このうちの墜落・:転落災害によるものが90人と全体の42.5%を占めています。
また「建設工事従事者の安全及び健康の確保の推進に関する法律」に基づき本年6月に閣議決定された「建設工事従事者の安全及び健康の確保に関する基本的な計画」において「墜落・転落災害防止対策の充実強化」として安衛則に基づく措置の徹底及び「足場からの墜落・転落災害防止対策推進要綱」の別添の「より安全な措置」等の一層の普及を図る旨が明記されました。
これらの実情を踏まえ厚生労働省では墜落・転落災害の防止に向け、年末年始の二か月間（平成29年12月1日～平成30年1月31日）に「建設業における墜落・転落災害防止対策強化キャンペーン」を展開することにしました。
厚生労働省キャンペーンの詳細は以下の同省ホームページをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000184769.html
なお当会では墜落災害防止ムービーを製作しており、社員研修等のために無償で貸出しております。
以下のページでハイライト版をご覧いただけます。貸出ご希望は本部まで。
https://www.kasetsu.or.jp/education/post.html