ニュース 2025.05.28
仮設工業会に設置した「仮設工事におけるDX時代のレジリエンス能力向上対策に関する検討委員会」(以下「検討委員会」という。委員長 建山和由 立命館大学教授)の第1分科会(分科会長 小山文彦 東邦大学産業精神保健・職場復帰支援センター教授)において、2023年に実施した建設労務安全研究会(理事長 細谷浩昭)会員企業の現場に従事する11,183名に対する調査結果を基本データとして検討を重ね、この度、新ヒヤリ・グッジョブ報告及びそのデジタルツールである「KATETOS(カテトス)」を株式会社ダイサンデジタル経営戦略本部と共同で開発しました。
新ヒヤリ・グッジョブ報告は、単なる報告ではなく「ヒヤリハット」や「グッジョブ(good job)」の内容とその背後要因であるストレスや心理的安全性等の状況を把握するとともに、ヒヤリハットが事故にならずにリカバリーできた能力及びグッジョブを生み出すことができた能力の基盤となる予測、注視、対処及び学習の4つの能力で構成されるレジリエンス能力を把握し、その能力をさらに伸ばすことにより危険回避やパフォーマンスアップにつながる具体的対策の方向性を示すことができる問題解決型の手法です。
一般リリースは、2025年7月中旬からとなります。申込み等の詳細は、追ってHP上でお知らせします。